石材用コーティング剤施工後17年後の惨状

今回は、石材用コーティング剤の選定の重要性についてお伝えします。
こちらの現場は、ホテルのオープン時に石材の汚れ防止として、
コーティング施工専門業者が御影石屋外エントランスフロアーに
コーティング施工を行って約17年経過した状態です。

左側の黒い部分が汚れたフロアーです。
右側はマイクロクリーナーコーティングリムーバーで既存の
コーティング剤を除去した部分です。
酸洗いをしたように白く(明るく)なりました。


左側はコーティング剤が劣化して、汚れと一体化した状態なのです。
いかにコーティング剤が汚れを呼び込んでいたかがわかりますね。

既存のコーティング剤は汚れを呼び込んでいただけでなく、
石の呼吸を完全に止めてしまっていました。
そのため石が変色した状態がこちらです。

コーティングリムーバーでコーティング剤を剥離すると、
これらの黒い斑点状のシミが現れました。これは水分が
滞留している状態で、バーナーで温めると一瞬消えますが、
またすぐに同じ色に戻ってしまいます。
石の劣化がかなり進行している状況でした。

御影石がこのように劣化してしまうのなら、最初から
このようなコーティング剤など塗らない方が良かったのでは
という気さえしてきてしまいます。

いろいろなメーカーが石材用コーティング剤を販売していますが、
ほとんどの商品が「石の呼吸を妨げない」と謳っています。
しかし、私の正直な感想としては十中八九はほとんど呼吸を
妨げている商品ではないかという気がします。
科学的なデータを取ったわけではありませんが、既存の
コーティング剤の剥離をすると上記のような状態をよく目にします。
コーティング剤の選定の際には、十分お気をつけください。

マイクロシーラーインナーガードプレミアムを施工しておけば、
このような事故になる心配は一切ありません。

有効成分が95%のコーティング剤ですので、屋外でも10年以上の
耐久性があります。




コーティング | No.399 新井田   2017/11/21(Tue) 16:17:45
管理用