15Hのセラミックガードはプライマーが不要
史上最強のモース硬度7(15H)を誇る※
ガラスコーティング剤セラミックガードは、
前処理としてのプライマーを施工する必要が
まったくありません。コーティング施工時
プライマーが不可欠な場合が多いですが、
なぜセラミックガードはプライマー不要という
設計にしたのか説明をしたいと思います。

※モース硬度7のデータはこちらをご覧ください。
./image/1543978696_189.pdfPDFファイル



プライマー処理の重大リスク

車にしろフロアーにしろ、最近はガラスコーティングを施工する
業者の方がかなり増えています。ただ、私が気になるのは、
ガラスコーティングを施工するの前にプライマー処理を行うことです。
私の個人的な意見ですが、プライマー施工を必要とするコーティング剤は
コーティングの範疇ではなく、むしろ塗料の一種と考えています。
フロアーにガラスコーティングを施工する際にプライマー処理を
行う問題点について以下に記します。

プライマーの除去は不可能
コーティング前にプライマー処理をした時点で、
その素材を元の状態に戻すことは、不可能です。
特に10年以上の補償をしているようなガラスコーティングの場合、
相当強力なプライマー処理をしているはずです。
プライマーが強力であればあるほど、人体に悪影響を与える
有機溶剤の配合比が多くなります。
中には防毒マスクを着けて、プライマーを塗っているケースが
あるようです。

有機溶剤の危険性
最近のガラスコーティング剤は環境性能の高さをアピール
しているものも多くなり、それはそれでとても良い傾向
なのですが、なぜか下処理に使用する有機溶剤配合のプライマー
については触れないケースがほとんどです。
先程も少し説明しましたが、素材とコーティング剤を密着させる
プライマーは、強力になるに従い酢酸エチル、トルエン、ブタノール
などの人体に悪影響を及ぼすような有機溶剤の配合が多くなります。
その有機溶剤が残留した状態で、ガラスコーティングで
封印してしまうことに私は強い抵抗を感じます。
人体に悪い影響はないとたとえ言われたとしても、
豊洲の地下水の問題と同じで、あまり気分の良いものではありません。

そもそも柔軟性に乏しいガラスコーティング剤とは、
相性が良くない柔軟性のあるフローリングや化学床に、
強力なプライマーを加工し、ガラスコーティングを施工する事は、
どうしても無理があるというのが私の結論です。
いずれにせよ、ガラスコーティング剤をどうしても
フロアーに施工したい方は、使用するプライマーの
SDS(製品安全データシート)には必ず目を通し、
施工業者の方に人体への悪影響について良く説明を
聞いておいた方が良いと思います。

モース硬度7(15H)の最強ガラスコーティング剤セラミックガード



コーティング  2017/07/31(Mon) 15:02:18
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