防滑施工に欠かせない重要なポイント
今回は久しぶりにマイクログリップについて
ご説明をしたいと思います。

マイクログリップには3つのタイプがあります。

①表面をエッチングさせるマイクログリップ
②透明滑り止めテープのマイクログリップテープ
③骨材入りの透明塗料マイクログリップコート

今回はマイクログリップについてです。
先日C.S.R値(滑り抵抗係数)の測定をしたので、
実際の現場での測定状況を交えながら説明を
したいと思います。

こちらのフロアーは神奈川県内にある駅構内です。
ご承知のように、公共交通機関のフロアーに使用
される素材は磁器タイルが圧倒的に主流です。
コスト・耐久性・メンテナンスの容易性など総合
的に考えると、磁器タイルに代わる素材は今後
なかなか現れないような気がします。

ただ磁器タイルの数少ない問題点として、雨などに
よる水が介在した場合の滑りやすさが挙げられます。
そのような問題を解決するために、最近は凹凸の
ある滑りにくい磁器タイルも増えてきてはいますが、
今度は「汚れやすくなってしまった」「糸が引っ掛
かりモップがかけられない」などの問題が発生し、
残念ながら磁器タイルはいまだにあちらを立てれば
こちらが立たずという状況のようです。

さて、マイクログリップの話に戻ります。
防滑トリートメント剤はいろいろなメーカーから
販売されており、フランチャイズでも御影石用、
タイル用、コンクリート用など素材別にありますが
酸に弱い大理石には使用不可の製品がほとんどです。
それに対しマイクログリップは大理石はもちろん、
あらゆる無機系の素材であれば(金属は除く)
すべてマイクログリップ1本でOKの優れものです。
マイクログリップは公共交通機関での施工実績が
あり、今回の現場も今月後半にマイクログリップに
よる防滑施工を行うことは決定済みなのですが、
前もってC.S.R値を測定してほしいとの依頼を受け、
先週金曜日に弊社が測定に出向きました。

まずは施工前の数値を測定します。


乾いた状態の数値が0.60
濡れた状態の数値が0.43でした。

C.S.R値は0.40をクリアしていればギリギリOK
なのですが、特に公共交通機関の場合は最低でも
0.50をクリアするのが条件のため、上記の数値は
濡れた状態では危険ということになります。

次にマイクログリップのサンプル施工に移ります。
まず有機系の汚れを除去するためにマイクロクリ
ーナーディープストロング
で洗浄します。


泥汚れを除去するだけでだいぶ明るくなりますね。
次に無機系の水垢除去をするためマイクロクリー
ナー酸性ストロング
でクリーニングし、最後に
マイクログリップで防滑施工を行います。



施工後のC.S.R値を測ります。
タイル4枚それぞれの値を測り、平均値を
出しました。
濡れた数値が0.63
乾いた状態が0.63と、同じ数値でした。
つまり、濡れた状態も乾いた状態もほとんど数値が
変わらないという結果になりました。素材感も
まったく変わらず艶もキープされ、数値も変わ
らなくなり、まさに理想的な状態です。

C.S.R値の測定をご希望であれば、是非ご一報
ください。マイクログリップでの施工をご検討の
場合に限り弊社でC.S.R値の測定にお伺いします!



滑り止め | No.527 新井田   2018/12/10(Mon) 11:38:42
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