エフロの原因と種類
=エフロの語源=

エフロとはエフロレッセンスの略語です。
エフロレッセンスはラテン語の"Efflo-re-scere"の「開花する」「花が咲く」が
語源のようです。英語の文語としてエフロレッセンスが「栄える」「大成する」
という意味でも使われていることもあるようです。

科学用語としての「風解する」、「白華が生じる」、「浮上して結晶化する」
という意味が日本で使われているエフロレッセンスの意味となるようです。


=エフロ析出の原因=

エフロ析出の原因として考えられることは、
「セメントの主成分である石灰分(炭酸カルシウム(CaCO3))が
 酸性雨や空気中に含まれている二酸化炭素(CO2)と
 化学的に反応して溶け出し、液体として素材表面に現れたものが、
 水分が蒸発した際に素材表面で炭酸カルシウムが再結晶化したもの」

と言われています。


=エフロの種類=

エフロは一次白華と二次白華に分類されます。

●一次白華●
これは多くの方も目にしたことが多いと思いますが、
コンクリートを打設後乾燥させ、しばらくすると
素材表面に白い粉上のものが発生することがあります。
これが一次白華と呼ばれる現象です。
専門家やコンクリートメーカーの多くはこの現象を
「セメントが空気中の二酸化炭素と科学的に反応して発生する」
などと説明をしていますが、私はあまりピンときません。

私の考えはもっと単純で、この一次白華の原因は
単にセメント内部に含まれている炭酸カルシウムの
余分な成分が、素材表面に析出したものではないかと
考えています。
一次白華に関してはセメントの使用にはつきものの現象
であり、なんら問題はありませんので気にする必要はありません。
寒い季節に発生することが多いです。

●二次白華●
これが今まで説明をしてきた、所謂エフロレッセンス(白華)
の問題としてよく取り上げられている現象です。
厳密にいえば今後エフロに関するいろいろな説明に関しては、
すべてこの二次白華に関することであるとご判断ください。


=サブフロレッセンス=

これまでエフロレッセンスの説明をしてきましたが、
実はもうひとつのエフロレッセンスがあることをご存知でしょうか。
それはサブフロレッセンスというものです。


エフロレッセンスは素材表面に析出するものですが、サブフロレッセンスは
石材内部に発生するものを指します。一般的なエフロレッセンスであれば
物理的にそぎ落とすか、酸性洗剤で溶かして除去すれば済みますが、
サブフロレッセンスは石材内部で発生するためどうすることもできません。

どうしても除去したい場合はバーナーで飛ばすのが一番手っ取り早いです。
サブフロレッセンスが発生しバーナー掛けをして除去した際の記事は
こちらをお読みください。

エフロはマイクロクリーナーエフロブレイクで除去後、
マイクロクリーナーストロングで中和洗浄を行います。


エフロ除去後は、マイクロシーラーエフロブロックまたは
水性インナーガードを塗布し、再発を防ぐ必要があります。



その他 | No.327 新井田   2017/05/25(Thu) 11:12:14
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