石張り時に必ず行うべき重要ポイント
ゼネコンの方であれ設計士の方であれ、
建築関連に携わっている方の中でも
いまだに石張り時の裏面処理の重要性を
まったく認識されていない方と遭遇する
ことがよくあります。


石張り時に裏面処理を行わないと
このようになります。

特に目地周りが濡れ色になっているのが
わかると思います。普段あまりじっくりと
床に目をやることがない方がほとんどだと
思います。
今度時間があるときに屋外のビルでもマンションでも
外構の床石の状態を見てみてください。
まず例外なく上の写真のようになっているのが
ほとんどだと思います。
私が見た中で六本木ミッドタウンの床は裏面処理
されているのでとても綺麗です。
いずれにせよこのような状態を打破するためには、
シミの除去が必要になります。


右側の直径10cm部分のみマイクロクリーナー
酸性ストロング
ならびにマイクロクリーナー
ステインリムーバー
を併用してクリーニング後、
マイクロシーラーインナーガードプレミアム
塗布しました。


2週間後、違う件で現地調査があり伺ったついでに
現在の状況を見てきました。裏面からのアクは
シャットアウトされているようです。
インナーガードプレミアムのアク止め効果の
性能がよくわかります。


ただ、このように綺麗な状態をどれだけ
キープできるかは神のみぞ知るです。

石張り時に裏面処理剤としてマイクロシーラー
水性インナーガード
を噴霧するだけで、綺麗な
状態がキープできるのですが…。



クリーニング | No.460 新井田   2018/03/20(Tue) 11:27:26
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