ストーンケアスペシャリスト養成講座が始まりました。
おかげさまで約2年間連載を続けている
「ビルクリーニング」誌の「石材メンテナンス
プロフェッショナル育成コース」も既に
脱稿しており、再来月くらいでようやく
終了の予定です。
やれやれ、やっとこれで肩の荷が下りるなあと
しみじみと思い始めていた矢先、先月弊社が
出展していた建築建材展にその発行元の
株式会社クリーンシステム科学研究所の
社長さんが突然現れて、風邪っぴきの私に
開口一番こうお願いされました。

「ぜひ石材メンテナンスのセミナーをやってほしい」

考えてみれば、そもそも今回の連載が始まった
きっかけもやはり建築・建材展でした。

今から約2年前の3月、弊社のブースにたまたま
ビルクリーニング誌の編集者の方が通りかかり、
どうでもいい雑談をしているうちになぜか
石材メンテナンスの執筆をするという流れに
なってしまいました。
こうしてなんやかんやで2年間も続くことに
なったわけです。

それが宿命だったのか、はたまた運命の
イタズラだったのか、神のお導きなのか、
まさに神のみぞ知るですが、今回のセミナーの
依頼ももしかしたらそういうたぐいのことかも
しれないと、ある種の諦めにも似た気持ちで
熱く語る社長を見つめ続けていました。
ただ私は生意気にも社長にこう切り出したのです。

「大変申し訳ありませんが、セミナーや講演の
類は固辞します。ただ聞くだけのセミナーだけで
石材のメンテナンスがわかるはずがありません。
ただ本気で学びたい方だけの少人数のワーク
ショップ形式であればぜひトライしてみたい
気持ちはあります。また、本気さの度合いを
計るために、あえて料金設定を高めにしたいの
ですが…。」

と口にしたらすんなりOKをもらい、あれよあれよと
いう間に先週4月24日に第一回目のワークショップが
スタートしたという次第です。

第一回目の内容は、

■黒御影石は花崗岩ではない
■タソスホワイトは大理石ではない
■蛇紋石は大理石ではない
■大理石は2つに、御影石も2つに分類すべき


などを鉱物学的知見から導きだしてみました。
これを十分認識しつつ、一般的な分類としては
黒御影石は御影石、タソスホワイトは大理石と
把握すべきなのです。

残念ながらこのような鉱物学的分類を十分に
認識している石材関連業者は非常に少ないのが
現実です。こんなことは別に知らなくてもいいと
言えばいいですが、やはり石材メンテナンスを
プロとしてやる以上、この原理原則をしっかりと
把握していない限りいくら石材メンテナンスを
勉強したところで砂上の楼閣になりかねません。

明日は第二回目の実技を交えたワークショップです。
石材の補修や手磨き研磨、シミ抜き方法を参加者の
方に実際にやって頂きます。三回目はコーティング
施工と防滑加工の座学と実技がメインです。
次回のワークショップの時期はまだ未定ですが、
ご興味のある方はこちらまで。



展示会・セミナー情報  2014/04/30(Wed) 16:39:13
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