スクラッチ仕上げの大理石の洗浄方法
大理石フロアーというと、ピカピカの見た目
(鏡面仕上げ)をイメージする方がほとんどだと
思いますが、今回は特殊な表面加工をされた
大理石のクリーニング方法についてお伝えしたいと
思います。

こちらがスクラッチ加工という特殊加工が施された
大理石床です。

中央部分が本磨き仕上げで、その周りの部分が
スクラッチ仕上げです。『石とメンテナンス』でも
紹介していますが、大理石に加工される特殊表面
仕上げ技法です。
一見バーナー仕上げにも見えますが、拡大して
よく見ると縦の線が無数に走っているのがわかるかと
思います。

大理石というと本磨き仕上げがメインですが、違う
テクスチャが求められる場合、ヨーロッパではこの
スクラッチ仕上げが主流となっています。
艶消しはバーナー仕上げが主流ですが、大理石は
熱を加えると割れる危険性が高くなるので、熱を
使わずに加工ができるこのスクラッチ仕上げが
主流なのです。

ただご覧いただくとわかりますが、さすがに汚れが
看過できない状況です。
これをマイクロクリーナーディープストロング
洗浄するとこうなります。


もっとわかりやすい写真がこちらです。

中央の真っ白く綺麗になった部分にマットが
敷いてあり、半分めくった状態です。
かなり汚れが堆積しているのがわかります。
これでも定期清掃を行なっているそうです。
やはり洗剤の選定は重要です。

マイクロクリーナーディープストロングで
洗浄するとこれだけ綺麗になります。




クリーニング  2018/03/26(Mon) 10:25:06
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