15Hの世界最強のカーコーティング施工前の重要ポイント
一般に車用ガラスコーティング剤(ガラス系
コーティング剤も含む)は、施工業者が5年保証
あるいは10年保証を謳っていることが多いです。
ただしあくまでも「定期的なメンテナンスを行っ
た場合に限る」という条件下の場合がほとんどです。
ということは、うがった見方をすればおそらく
そのコーティング剤の耐久性はせいぜい1年が
限界ということであろうと勘ぐりたくなります。

何年保証と謳っている以上、どの程度の硬度
あるいはどの程度の耐久性のコーティング剤で
あるかを証明できるような、客観的なデータを
開示してくれればお願いする立場としては安心
なのですが、残念ながらそのようなカーコーテ
ィング剤はほとんどないのが現状です。

そのような有象無象のガラスコーティング剤の
中にあって、セラミックガードNEOはモース
硬度7(15H相当)を第三者期間で証明している
数少ないガラスコーティング剤のひとつです。

また、10年以上の耐久性をコンセプトに開発
しているため、青空駐車でノーメンテであっても
新車に近いボディの状態であれば5年くらいは
びくともしません。

しかしながら、どんなに優れたガラスコーティ
ング剤であっても、施工する上で重要なポイン
トは下地処理(下地調整)です。
下地処理如何で仕上がりや耐久性に大きな差が
出てきます。それくらいガラスコーティング
には下地処理がとても重要です。

ガラスコーティングの施工は一般の方が自分で
行うのも良いですが、より透明度の高い綺麗な
仕上がりを求めるのであれば、下地処理はプロに
お任せした方が絶対に良いです。

この写真は2003年式スマートロードスター
クーペのボンネット部分です。

この車の骨格部分は「トリリオンセーフティセル」
と呼ばれる高張力鋼板なのですが、ボンネットを
含めボディ全体はFRPでできています。FRPの場合
マイクロシーラーマルチガードを塗布しても良いの
ですが、とりあえず今回は15Hのセラミックガード
NEOとの密着強度を確かめるため、試験的にボン
ネットのみを下地処理し、マイクロシーラーセラミ
ックガードNEO
を施工してもらうことにしました。

FRPに傷が付かない程度の最適なコンパウンドを
使用し、ポリッシャーで水垢を除去してもらって
いる様子です。

今は時期的に寒いので、もう少し暖かくなったら
全体の施工をしてもらう予定です。会社から車で
10分程度の杉並区にあるボディコーティングの
業者さんにお願いしました。


パッと見写真ではわからないかもしれませんが、
拡大して見ると仕上がりの状態が確認できます。
屋外で撮った写真がこちらです。
素晴らしいツヤに仕上がりました。


スマートロードスタークーペはRRのレイアウトと
いい、コンパクトさといい800kg台の軽さといい、
まさに現代のアルピーヌA110ともいえます。
私がスマートに乗るのはなんと4台目です。
先日ネットで調べたら、私が所有するポルシェ
944はもちろん、その前に乗っていたポルシェ
911(993)とこのスマートロードスタークーペの
3台、奇遇にもすべてポルシェのチーフデザイナー
だったハームラガーイ氏のデザインらしいのです。
彼のデザインの特徴は、ひとつのかたまりから
削り出したような凝縮感のあるデザインです。
最近はハームラガーイ氏やマクラーレンF1の
デザインを手がけたピータースティーブンス氏
のような天才的なデザイナーが出てきませんねぇ。




車のメンテナンス  2017/01/30(Mon) 11:15:08
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