裏面処理をする上での重要なポイント

石を張る際に裏面処理を行わないと、上画像のようなシミが発生します。

ストーンマスターとしてこのような問題が起こらないよう2種類の裏面処理剤を
提案しております。マイクロシーラー水性インナーガード
油性タイプのマイクロシーラーインナーガードプレミアムです。
それぞれに特徴があり、予算や目的に応じて使い分けをしていただくのですが、
裏面処理剤を選ぶ上で一番重要なポイントは「躯体との密着強度に問題がないか」
の検証です。
石材を躯体と密着させるためには通常ボンドやセメントを使用しますが、裏面処理を
したがために密着強度が下がってしまうということは避けなければなりません。
そこで、ストーンマスターとしては水性インナーガードとインナーガードプレミアムを
第三者機関に提供し、接着強度に問題がないかというデータを出してもらいました。

そしてこのようなデータが出ました。
インナーガードプレミアム 水性インナーガード
インナーガードプレミアムの接着強度の平均値:2.46
水性インナーガードの接着強度の平均値:2.59

天然石での試験ができないとのことでしたので、磁器タイルに塗りました。
本来は素材に浸透させますが、今回は通常はありえない素材に付着した状態での
データとなります。

JISでは外装タイル張り用有機系接着剤(JISA5557)の規格がありますが、
引っ張り強さ0.60が密着強度の規格値となっています。
(※http://kikakurui.com/a5/A5557-2010-01.html参照)
つまり0.60以上の引っ張り強さであれば密着強度は十分ということです。

こちらは何も処理していない磁器タイルの接着強度です。
未処理の状態
平均値が3.03なのでコーティングをした場合少し数値は落ちますが、ほとんど
変わらないということがわかります。



コーティング  2016/12/27(Tue) 10:12:57
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