古民家再生プロジェクト10(デリケートな大理石テーブルを完璧に保護する方法)
こちらは以前ブログで紹介しました壊れた大理石テーブルです。

テーブルの中央部分に黒っぽいテープ後がありますが、
左側の面は約2年ほど前に半分だけ研磨をした箇所です。
右側は40数年間屋外で放置された大理石の状態です。
かなり傷んでいますね。

ここまで劣化してしまった大理石テーブルというのも、
ある意味貴重です(笑)

今回はこれを綺麗に磨き直しをし、シミを完璧に防ぐ
ガラスコーティング剤を施工したいと思います。

施工後の写真です。



施工中の写真も逐一撮影しようと思ったのですが、
思いがけないことが起きてしまいました。

この現場は40数年前の建物のため、上の写真のように
浄化槽の蓋もボロボロになっていて、踏めば割れて
しまうだろうと知ってはいたのですが、研磨に夢中に
なってしまい、8インチポリッシャーを持ち上げ移動
しようと思った瞬間、蓋を踏んで片足を貯水槽の汚水の
中に突っ込んでしまいました。
両手にポリッシャーを持っていたのでとっさの受け身が
できず、臀部を縁に強打して、しばしの間その場で
のたうちまわってしまいました。。
息もできない程の痛みでしたが、しばらくすると
落ち着き、大事には至りませんでした(今のところ)
ただ、研磨の作業中も打撲による鈍痛がひかず、写真を
撮るどころではありませんでした。
浄化槽の蓋は後日改修工事を行ったのでもう安心です。



翌日乾いたところでコーティングしました。

使用したコーティング剤は、前回もご紹介しました
シミを防止するためのセラミックガードプラスです。
セラミックガードプラス開発中の記事はこちら



以前はこのように石畳の床の上にテーブルを置いて
いましたが、最近デッキにしました。

昨今は屋外のデッキは樹脂製が主流ですが、どうも
味気ないので敢えて天然木にしてみました。
バツ材という天然木で、耐久性もありコストも低いです。
かなりリゾート感が出てきたと思います。

このウッドデッキにもいろいろなコーティング剤を
テスト施工しています。

手すりの下は強化ガラスなのですが、外側は汚れ防止の
ためクオーツガードを施工しその後E-バリアを施工済みです。



研 磨 | No.547 新井田   2019/04/09(Tue) 13:23:57
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