イタリア製石材再研磨機のサンプル導入
石材再研磨機の世界ブランド、イタリアの
クリンデックス社のマシンを2台サンプルで購入しました。
以前から使ってみたかったマシンなので、いい歳を
して久々のワクワク気分です(笑)




まずはハンドポリッシャーのウォーターファイヤー
というマシンです。
特長は下記の通りです。

①キャスター付き
 市販されている石材再研磨用ハンドポリッシャ
 ーにはキャスターが付いているものはありま
 せん。以前、簡易型でしたが三和研磨さんが
 キャスター付ききららを販売されていた時期が
 あり、私はそれを3台購入し、気に入ってよく
 使い、すべておしゃかにしてしまったほど
 でした。
 確かに腕が上がればキャスターは補助具のような
 ものは必要はないという意見はありますが、
 やはり完璧に水平にレベリングされた状態で
 研磨をする方が、キャスター付きハンドポリ
 ッシャーのヘビーユーザーから言わせて
 いただくと確実に綺麗に仕上がります。

 ウォーターファイヤーには上下左右をチェック
 できる水平器が2つ付いており、なかなか
 本格的です。


②スピードコントローラー付き
 これも三和研磨さんのキャスター付ききららを
 使っていた時のマストアイテムだったものです。
 ウォーターファイヤーは無段階のスピードコン
 トローラーが付いています。
 私にとってはまさに垂涎のアイテムです。


③給水可能
 写真でわかるように、ヘッド部分にホースをつなげれば
 水の供給が可能です。マイクロポリッシャー用の
 電動タイプの給水機とジョイントすれば最高でしょうね。

④ルックスが良い
 このメカメカしいインダストリアルデザインは、なんとも男心を
 くすぐられるデザインです。何人かの知人にウォーターファイヤーの
 写真を送ったところ、食いつきが半端なかったです。

ヘッドの角度を変えることができます。



デメリットとしては、重さと価格の高さが挙げられます。
重さは石材研磨には必要不可欠なので目をつぶれるにしても、
価格はまだ正式に販売価格が決まっていないためはっきりとは
言えませんが、ざっくりストーンマスターポリッシャー1台分です。
まさに石材再研磨機のフェラーリともいえそうな価格です。

さて、何度か使ってみて感じたことは、それなりに良いことは
良いのですが、残念なのは取っ手部分をどれだけ押し付けても
ヘッドがほとんど加圧されない点です。
しっかり圧をかけるには、ステンレスのヘッド部を押さえる
必要があります。これが意図されたものなのか、根本的な
設計上のミスなのかはわかりませんが、私はちょっと不満です。

次回はもう一台の8インチポリッシャー『UFO』について
お伝えしようと思います。



研 磨  2018/12/03(Mon) 15:09:00
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